メーカーの系列店とは異なるディーラーで査定をすると高くなる?

kuruma hakobu

中古車の査定をいくつかの店で行ってもらうと、各社で大きく異なる査定額が提示されることが少なくありません

これを奇妙に思ったことはないでしょうか。

日本自動車査定協会が毎月基準となる査定額を提示しているため、まったく同じ状態のクルマであればどの業者の買取り価格もほぼ同じになると考えるのが自然です。

しかし、現実的に大きな違いがでるのはなぜでしょうか?

それは、業者独自の査定額があるからなのです。

査定の基準というのは、実は買取り業者によって微妙に異なり、協会の査定額を基準に独自の評価基準をミックスさせて買取り価格を決めているところもあれば、まったく独自の視点で査定額を決めているところもあります。

大手ディーラーの場合にも、ほぼ協会の査定額を基準として使用しつつも、そこに独自に査定基準を設けています。

興味深いことに協会を基準にしているディーラーにおいても、査定結果はそれぞれ大きく異なることがあります。

トヨタ車をトヨタのディーラーで査定してもらった査定額と、ホンダのディーラーのそれとでは違う結果になります。

そして、多くの場合トヨタのディーラーの方が安い査定額となることが多いでしょう。

それには、メーカーなりの理由があります。

車の利用者は、次もいま乗っている同じメーカーの車を購入する傾向にあります。

しかし、メーカーにしてみれば自社の中古車が市場にあふれるのを好みません。

もし良質の中古車が市場にたくさん出てしまったら、新車を購入せず中古車を購入してしまう人が多くなってしまうからです。

車のメーカーにしてみれば、新車が売れないことには会社の売上が上がらないということになります。

そのため、トヨタのディーラーであれば、トヨタの中古車の査定額を下げて提示せざるをえないわけです。

もちろんこれは、ホンダでも他のメーカーでも同様のことが言えます。

こうした事情があり、車の査定額というものはお店によって大きく違ってくることになるのです。

もちろん車種や車の状態によっても大きく異なりますが、査定額に10万円~20万円の差が出てしまうことも少なくありません。

そういったことを冷静に考えてみた場合、ディーラーに売却したいのであるならば、自分の乗っている車のメーカーとは異なる系列店のディーラーだけに持ち込んで査定をしてもらったほうがいいということになります。

少しでも自分の車を高く査定してもらいたいと考えている人は、ぜひチャレンジしてみて下さい。

どこの店でも基本的に査定をしてもらうのは無料ですので、何店舗まわっても懐が痛むことはありません。