かなり状態のひどい車でも査定額ゼロ円ではありませんでした

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先日、家族共用の国産の軽自動車を買い換えたのですが、古い車のため残念ながら下取りの査定額は悲惨なものでした。

中古車業界にはオークション相場をもとにした共通の買い取り価格表が存在します。

その価格を元に、個々の車の状態を照らし合わせながら最終的な査定額を決定する仕組みになっているのですが、私の車の場合、どうやら元の共通価格自体が低かったようです。

ほぼ限りなくゼロ円に近い数字になっているようでした。

その軽自動車は、人気車種ではあったのですが、すでに10年以上乗っており、走行距離は軽く10万kmを突破していました。

やはり軽自動車で10万kmを超えるとかなり査定は厳しくなるようです。

しだいに故障が多くなり、助手席のドアに至っては開閉時に誰かが叩いているような音がするのです。

初めてこの車に乗る人は例外なく、「この車、大丈夫?」と怪訝な表情を浮かべます。

外観はそこまでひどくないのですが、内装がボロボロで、あちこちに缶コーヒーや炭酸水の染みが点々とついています。

時計も時間を合わせることができず、常に2時間半ほど現在の時刻よりも遅れています。

そして、家族が親しい友人たちを繰り返し乗車させたために、タバコのにおいやペットの臭いなども漂っているような状態です。

それと、定期的な点検を記録しておく整備手帳や一部の装備品が欠けているようでした。

結果的にこの車の下取り額は2万円でしたが、むしろゼロ円ではなかったのが不思議なくらいです。

恐らくスクラップ代金として解体業者から数万円ほど入り、軽自動車の抹消手続きのための事務手数料を差し引き代金が2万円なのだと思います。

鉄スクラップの値段が低い時代には、このようなボロ車を廃車にしようとすると、逆にお金を取られたりすることがありました。

それを考えてみれば、たとえ2万円でも車に値段をつけてくれただけありがたいと思っています。

買取り専門店に売るよりもディーラーに下取りに出した方がいい理由

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車も長く乗っていると徐々にガタがきます。

故障が増えてきたら、そろそろ下取りに出して買い換えるタイミングかも知れません。

車はずっと使用し続けて乗りつぶすという考え方もありますが、実際にはタイミングを見計らって買い替えたほうがお得だと言われています。

車は古くなれば燃費も悪くなりますし、故障の頻度が増えてメンテナンスの費用がかさむようになります。

車検のときにも、交換するパーツが増えることによって、車検代もどんどん高くなります。

さらに、新車登録から13年以上経過した車は、自動車税や重量税などが割増になってしまいます。

日本車はもともと高性能なので、10年間、10万km程度まではまったく問題なく乗れるのですが、それ以降はさまざまな維持費用がかかるようになるので、買い替えを検討したほうがいいといえるでしょう。

今後はもう車に乗らないという方でしたら、買取業者に売却する方がお得ですが、これからも買い替えをして乗り続けていくということであれば、下取りのほうがいいかもしれません。

いま乗っている車を下取りに出すということは、ある意味ディーラーに恩を売ることにもなるわけです。

新しく車を買ったら、そのディーラーとは長い付き合いになるわけですから、アフターサービスなどを考えると、印象を良くしておくことは大切でしょう。

私の知人にディーラーに勤めている人がいます。

彼がいうには、ディーラーで下取り額アップのための交渉をしても、あまり意味がないそうです。

一生懸命交渉して下取り額が5万円アップしたとしても、新たに買う車とからめてどこかで帳尻を合わせができるからです。

新車の値引き額をおさえたり、サービス費用を高めに設定して、下取り額をアップした分を埋め合わせするわけです。

そういうカラクリが分かってしまうと、わざわざ交渉をしても意味がないということがお分かりかと思います。

車の買取り業界も最近はずいぶんと変わってきました

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かなりの年数、愛車としてきたマイカーを売却するには、なんとも複雑な気持ちになることも多いものです。

古くなってガタが来てしまった車といえども、今まで自分のパートナー的な存在であったことには間違いありません。

ですから、車を手放すときには、出来るだけきれいに掃除してあげたいといつも思っています。

もちろん、少しでもきれいにすることで、査定をする人の印象を良くするという目的もありますが、それよりも長年お世話になった車に感謝をするという気持ちをこめて掃除をしたいものです。

さて、そんな車の売却に関してですが、最近は中古車を買取りしてくれる業者も以前より多くなって、各社が競争をすることによって、買取り価格やサービスの質がどんどん上がってきているようです。

かつては、年式と走行距離でおおまかな売却価格が決まっていて、その価格にしたがって下取りに出すというのが一般的でした。

今では同じ車であるにもかかわらず、業者によって買取り価格に大きな差がつく場合も少なくありません。

しかも、各業者によって得意な分野があるようです。

たとえば、軽自動車に強い業者とか、スポーツカーに独自のルートを持つ業者などです。

ですから、かつてのように1社だけの査定だったならば、たまたま苦手な車種で安く買いたたかれるというようなこともありましたが、いまではいくつかの買取り店を訪問することで高く買い取ってくれるところを見つけることが可能になっています。

また、最近の買取り専門店のサービスの中でも驚きなのが、どんな車でも必ず買取るという「買取り保証」です。

つまり、10何年も乗ったようなオンボロ車でも、動かない車であっても、必ず買取るというサービスです。

かつてであれば、そのようなクルマは逆に廃車にする手数料を取られたものです。

しかし、いまではそういった車でさえも、しっかりとリサイクルによるパーツ再生に利用したり、開発途上国への輸出用の車にしたりという新たなルートがあるために、しっかりと買い取ることができるようなのです。

時代が変われば、車の買取り業者も大きく変わってくるものなのですね。